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ツボツボとねばねばネット軸の考察【ORAS】

      2015/10/27

始めに

中速ATにスカーフ持たせたぞ! これでガブリアスに抜かれないね!
ガブリアス
現実「スカーフガブリアス」

せっかくスカーフを持たせたのに、相手に抜かれてしまっては意味がありませんね。
スカーフを持てば相手に先制できるとは限らず、意外と130族を越える素早さのポケモンは環境に存在するものです。

そこで今回は、六世代から登場したS調整技『ねばねばネット』を扱うツボツボに関してです
技構成などはテンプレですが、ツボツボの立ち回り・考え方について詳しく記述します。

(ねばねばネット…使用後に相手の繰り出したポケモンが浮いていなければ、Sを1段階下げる。撒き技の一種)

ツボツボ育成論

ツボツボ
持ち物:レッドカード
特性:がんじょう
性格:わんぱく
努力値:H252 B252 D4
技構成:がんせきふうじ/アンコール/ステルスロック/ねばねばネット

持ち物は他にオボンのみ、ゴツゴツメットが考えられます
基本はレッドカードで、頑丈と合わせて相手の攻撃を確実に耐えることで積んだ相手を1度流すことが可能です。先にステロを撒いていれば、そのダメージも入りますね。

特性は先述の通り、1発耐えてレッドカードを発動させるため頑丈一択。
積み対策としてアンコールを覚えていますが、レッドカードを消費するまではアンコールを使う必要はありません。

性格や努力値振りは、メガヘラクロスを意識したHB特化。
ロックブラスト耐えまで耐久を落とすのもアリかもしれませんが、5発も打たれると急所に当たる確率も上がるので、HB特化推奨となります。

技構成はアンコール・ステルスロック・ねばねばネットを確定とし、残りひとつは攻撃技です。
目の前の敵や浮いている敵のSを落とせるがんせきふうじ推奨ですが、パーティが全体的に浮いている相手に強い場合は代わりにはたきおとすの採用も考えられます。

ツボツボの立ち回り

ツボツボの目的は『起点作り』です。

レッドカード持ちの場合、頑丈+レッドカードのコンボのため先発or死に出しから出していきます。
オボンやゴツメなら積み技のない相手に後出しすることも考えられます。その場合の先発は様子見の高速アタッカーでいいしょう。

初手

ツボツボの初手はステルスロックねばねばネットです。
両方撒ければ理想ですが、片方しか撒けない場合もありますので、その場合の判断材料を記します。

・彼我のパーティを見て、こちらのエースより早いポケモンがいる、スカーフのようなポケモンがいる場合はねばねばネット。頑丈や襷を潰しておきたい場合はステロを優先。
・目の前のポケモンはレッドカードで流せるので、流した後に戻ってきたことを想定し、その目の前のポケモンにステロとねばねばネットのどちらを入れたいか。

初手に関しては以上です。

2手目以降

2手目に関しても、基本的にもう片方の撒き技を撒くだけでいいでしょう
ただしレッドカードを消費していて、かつ積みエースが相手の場にいるときはアンコールを優先します。

倒れるまでアンコール、または安全に後続を後出しして抜いていきましょう。
ステロとネットが撒けていれば、襷やスカーフによるストッパーも大した脅威にはなりません。

ツボツボの注意点

撒いてレッドカードで流してあとはアンコールを連打するだけ…。
そんな簡単な立ち回りのツボツボですが、致命的な欠点がいくつかあります。

あまのじゃくを持つジャローダ、カラマネロ。負けん気のキリキザン。

ジャローダねばねばネットは相手のSを下げる技ですので、あまのじゃく持ちを強化してしまいます。
キリキザンは場に出るだけでA2段階上昇です。ふいうちで3タテされかねません。

浮いているポケモン

ギャラドス飛行タイプや、浮遊持ちですね。
飛行の対策として、氷や岩タイプの抜きエースを連れていると戦いやすいです。
浮遊持ちで早いのは、ゲンガー・ラティオスあたりですね。これらには悪やゴーストが一貫しています。

高威力の先制技

メガハッサムツボツボのレッドカード、アンコールが積み対策になるので悪巧み真空波や腹太鼓アクジェなどはあまり怖くありませんが、積まなくてもそれなりに火力が出るので、エース全員がこれらに弱点を突かれるとまずいです。

挑発持ち

ボルトロス補助中心の宿命ですね。
ボルトロスやゲンガーには挑発を警戒し、他のポケモンで対処することも考えられますが、挑発ヒードランなどの場合は挑発警戒することが少ないのでまともに喰らってしまいます。

ねばねばネットと相性のいいアタッカー

中速スカーフアタッカー

サザンドラ冒頭のとおり、相手のスカーフに抜かれにくくなります。
スカーフは先制するために採用しているので、先制が確実になる安心感は大きいですね。

高速アタッカー

ボルトロス中速スカーフアタッカー同様、相手のスカーフ持ちに抜かれないので安心できますね。
ボルトロスやメガライボルトは相手の飛行タイプにも強く、ネットとの相性は良好です。

S調整した鈍足アタッカー

マリルリS実数値72で、ネット込みの4振りスイクンを抜くことができます。
S種族値50付近ならほとんど努力値を使わずこの調整が可能ですので、HAクチートやHAマリルリを入れる場合は調整して損はないです。
またニンフィアはS無振りでもスイクンを抜けるようになりますね。

もしネットを撒けなかった場合でも、元々鈍足なのであまり痛くありません。

Sが重要な害悪ポケモン

オニゴーリビビヨンやオニゴーリなどはSが命です。これを補強できるのは嬉しいですね。
(オニゴーリの場合、ネットの他でんじはも覚えるデンチュラのほうが良さそうですが…)

逆にねばねばネットと組んでもあまり力を発揮できないのは、意外にも『ネット込みでメガライボルト抜きに調整した中速アタッカー』などになります。
これはねばねばネットへの依存性が強く、ツボツボが事故で撒けなかっただけでそのまま敗北に繋がりますし、撒いたとしても相手のスカーフアタッカーに抜かれてしまうこともあります。

例外としてS調整したメガガルーラは優秀です。これは耐久が高く、上から殴られても耐えられることが理由です。
最速70族抜き調整のガルーラはすでに環境で大暴れしていますね。
同じ理由で、襷キノガッサも元々上から殴られることを想定しているので悪くありません。

最後に

ねばねばネット軸を作るときは、トリル軸などと同じように『依存しないこと』が大原則です。
ツボツボを選出できなかったときでも戦えるように、ネット前提のS調整はなるべく控えたいですね。

レンカイさんの記事一覧はこちら

この記事は、レンカイさんに書いていただきました。

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