準伝説なしで組めるダブルパーティ
こんにちは、くさもちです。
今回は準伝説の厳選や乱数をせずとも気軽に組めるダブルのパーティを一から考えていきます。
Ⅰ.メガシンカを決める
メガシンカ枠はよほどのことがない限り採用しない理由がない枠。なので、まずはどのメガシンカを使うかから考えていきます。
今回は準伝説を使用しないと決めていますが、パーティの各々6匹はなるべく単体性能の高いポケモンを選んでいきたいところ。
なので、ここではメガシンカの中でも強力なメガガルーラ、メガリザードンY、メガサーナイト辺りにします。やはり一番信頼できるのはメガガルーラでしょう。
ここでは例としてメガガルーラにしましたが、勿論人によってはメガリザードンYやメガサーナイトでも大丈夫です。
最近のガルーラは最速を切っていることが多いので、ミラーで勝負しやすい陽気ASにすることにします。
▶︎ガルーラ
特性:きもったま→おやこあい
技:ねこだまし/すてみタックル/けたぐり/ふいうちor冷凍パンチ
性格:ようき
持ち物:ガルーラナイト
実数値(努力値):181(4)-177(252)-120-*-120-167(252)
Ⅱ.自分が「ダブルで欲しい」と思う要素を持っているポケモンを決めていく
①特性:威嚇
ダブルではいるだけで安心感のある特性。やはり一匹は採用したいです。本来であれば霊獣ランドロスが一番に候補になるのですが残念ながら準伝説なので使えません。代わりの候補となるのはウインディ、ギャラドス、ワルビアル、ズルズキン、カポエラーなどがいます。
ここでは電磁波等で素早さ操作も担えるギャラドスにすることにします。
▶︎ギャラドス
特性:いかく
技:たきのぼり/でんじは/ちょうはつ/まもるorこおりのキバorどくどく
性格:ようき
持ち物:ラムのみorオボンのみorゴツゴツメット
実数値(努力値):201(244)-146(4)-100(4)-*-121(4)-146(252)
素早さ操作として電磁波を確定として、ついでにトリルや害悪に強くなる挑発を採用。準速霊獣ランドや最速ヒードランを上から殴れると嬉しいので陽気HS。
②フェアリー耐性
これも個人的には少なくとも1匹は欲しい存在。ガルーラの猫騙しやモロバレルの怒りの粉によってサポートされたうえで放たれるメガサーナイトとニンフィアの高火力ハイパーボイスを半減なしで防ぎきるのは至難の業です。
なのでフェアリーを半減するタイプ、即ち鋼、毒、炎のいずれかを採用したいところです。本来であればヒードランが入る枠ですね。
ここでは耐性を持ちつつ同時に高火力で弱点を付けるギルガルドを採用。
他の候補としては、
鋼タイプ:キリキザン、ナットレイ、ハッサム、メタグロス、シュバルゴ
炎タイプ:ウインディ、シャンデラ、ロトム(炎)、ウルガモス、ファイアロー
毒タイプ:モロバレル、ゲンガー
この辺りになります。しかしながら炎タイプは耐性はあるものの弱点を付けるわけではないという欠点があり、また毒タイプもメガサーナイトのエスパー技で弱点を突かれてしまうため実質的には安定するのは鋼タイプのみになりそうです。
▶︎ギルガルド
特性:キングシールド
技:シャドーボール/ラスターカノン/キングシールド/みがわりorワイドガード
性格:ひかえめ
持ち物:たべのこしorいのちのたまorじゃくてんほけんorぼうじんゴーグル
実数値(努力値):167(252)-63-170-112(252)-170-81(4)
オーソドックスな身代わり残飯型で問題ないと思いますが、全体技を意識するならワイドガードに変更も手。ワイドガードにするのならそれに伴ってアイテムを命の珠や弱点保険に変更するのも視野。モロバレルが憎くて仕方ないのならゴーグル。
Ⅲ.足りていない打点、耐性面を補う
ここからは補完を考えていきます。
使用率最上位のポケモンやパーティに対してちゃんと戦えるようにしたいため、特定の並びのメタなんかもこの段階で考えておく必要があります。
例えば通称ボルトランド(霊獣ランドロス+化身ボルトロス)や雨パーティ、世界を取ったCHALK(クレセリア、ヒードラン、モロバレル、霊獣ランド、ガルーラ)に一方的に不利になるような構築では、欠陥構築の域を超えません。
たった3匹では例に挙げた3つには対抗できるはずもないので、残りの3匹で戦える要素を取り揃えていきます。
対天候パーティの手っ取り早いメタとしては別の天候に塗り替えてしまうことが挙げられます。ユキノオーを採用することで雨パーティとボルトランドに強くなれそうです。
▶︎ユキノオー
特性:ゆきふらし
技:ふぶき/エナジーボールorくさむすび/こおりのつぶて/ぜったいれいど
性格:おくびょう
持ち物:こだわりスカーフ
実数値(努力値):166(4)-100-95-144(252)-105-123(252)
スカーフランドの減少や負けん気ボルトの上を取れることを加味すると最速スカーフが良さげです。
あとはCHALKに対するカードですが、このままではドランバレルに怒りの粉+噴火をされているだけで半壊しそうです。
ヒードランに明確に強いポケモンがまだギャラドスしかいないので、もう一匹採用していきます。パーティ全体の相性補完諸々を考え、サザンドラにすることにします。
▶︎サザンドラ
特性:ふゆう
技:りゅうせいぐん/あくのはどう/だいちのちから/まもる
性格:ひかえめ
持ち物:ぼうじんゴーグル
実数値(努力値):168(4)-*-110-194(252)-110-150(252)
ということでドランバレルに対抗できるようゴーグル+大地の力という型で採用することにしました。
最後の枠を決める基準は人によって様々ですが、個人的には岩の一貫が気になるのと、まだ霊獣ランドに対して薄いと感じています。
岩半減かつ雪崩を打つポケモンに強いポケモンとして、ローブシンを採用することで対抗策を増やします。
▶︎ローブシン
特性:こんじょう
技:ドレインパンチ/マッハパンチ/れいとうパンチ/はたきおとす
性格:いじっぱり
持ち物:とつげきチョッキ
実数値(努力値):207(212)-198(156)-115-*-103(140)-57
殴り合う相手を考えるとチョッキがやはり安定かと思われます。熱湯を使用するスイクンやミロカロス、またヒードランの熱風火傷などの事故を考慮すると特性は根性推奨です。
といった感じで今回できたパーティはガルーラ/ギャラドス/ギルガルド/サザンドラ/ユキノオー/ローブシンとなりました。ガルーラを軸としたよくあるビートダウンですね。
今回はパーティを作成するうえでどういった思考で組んでいくかを一例として書いたので、何かの参考になれば幸いです。
この記事は、くさもちさんに書いていただきました。
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