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海外で開催される賞金付きポケモン大会の事情

      2015/10/11

海外で開催される賞金付きポケモン大会の事情

導入

近年、ポケモンをe-sports化する動きが高まってきています。
Pokemon World Championshipsでは上位入賞した場合に賞品などの他に賞金もあり、優勝賞金は日本円にすると100万円という額になります。(※1)また先月、東京でも行われた『バトルロードグロリア日本代表決定戦』では成績上位者に対して総額10万円の賞金がありました。
また、今後もこのようなイベントなどによってポケモンが対戦競技として発展、認知されていくでしょう。

今回はどのような日本におけるポケモンのe-sports化という現象が起こりつつあるということで私自身が今年参加してきた海外の賞金付き大会についていくつか紹介していきたいと思います。

※1 WCSでの賞金はそのままお金が渡されるのではなく奨学金という形です。

海外における大規模ポケモンコミュニティNugget Bridge

Nugget Bridge
海外の大会について話す上で忘れてはいけないのがNugget Bridge、通称NBといわれているサイトです。
Nugget Bridgeでは大会の運営以外でも様々なことが行われており、大会の上位成績者のチームレポートや、対戦やイベントについて話し合ったりすることの出来る掲示板などがあります。私が実際に参加した賞金付き大会のいずれもNugget Bridgeが主催となっている大会です。

NBで行われている賞金付きオンライン大会は大きく分けて、Nugget Bridge MajorNugget Bridge Invitationalの2つが存在しています。Nugget Bridge Majorは日本でジャパンカップが行われる時期にほぼ同時に開催され、エントリーは誰でも行うことができますNugget Bridge InvitationalはNBで行われる小規模大会やNBMでの上位成績者など各大会で実績を残したプレイヤーしか参加できないものとなっています。

世界最大規模のオンライン大会Nugget Bridge Major

Nugget Bridge Major、通称NBMと呼ばれるこの大会は私が知っている中で最も参加者の多い大会です。昨年は450人前後の参加者でしたが、今年はNBの知名度やポケモンを真面目にするプレイヤー人口の増加などから前年度をはるかに超える1327人のプレイヤーが参加していました。
開催期間も非常に長く、予選がスイスドローの4ブロック制で2〜3ヶ月程度の期間に1週間1回の対戦を消化していく形です。

また、多くの人が気になっているであろう賞金などの配当は下の通りになっています。

1st place: $300 + 120 NP
2nd place: $150 + 110 NP
3rd/4th place: $75 + 100 NP
5th-8th place: $25 + 70 NP
9th-16th place: 50 NP
17th-32nd place: 30 NP
33rd-64th place: 20 NP

(NPというのはNB PointsというNBIに出場するために必要となるポイント)。

賞金は上位ベスト8までに入るともらえます。1位の賞金は日本円で3万円程度ですが、それ以上に同じく賞金付きの大会であるNBIに出場できる権利も確実に手に入れることが出来るというところが良いところなのかもしれません。

私はこのNugget Bridge Majorでベスト8になったため、$25と70NPを手に入れ、NBIへの出場権も得ることができました。

賞金については基本的にPaypalによる送金になりますがその当時、そのアカウントを持っておらず、WCSに行くということで現地の手渡しでその賞金を受け取りました。ちょうどその25$でボストンのおいしいロブスターを食べることができましたね(笑)

Nugget Bridge Invitational

Nugget Bridge Majorは誰でもエントリーできる大会でしたが、Nugget Bridge Invitationalではその名の通り、シーズンで成績上位を残したプレイヤーしか参加できない大会です。
開催時期はWCSの行われる前後となっています。今年はWCS後に行われましたが、去年はWCS前に行われていました。

NBIではシーズンの上位成績者しか参加できないことから参加者は基本的に少なく、今年は参加者は46人のプレイヤーがエントリーしていました。
しかし、いずれも世界大会などで活躍しているプレイヤーも多く、大会のレベルとしても非常に高いものになっています。

放送では日本でも知っている人の多いであろうAaron Zhengや14年のアメリカ大会優勝者でありYoutuberであるAlex Oglozaなどのプレイヤーが解説を務めています。

賞金としてはNBMよりも金額の高いものとなっています。

1st place: $500
2nd place: $250
3rd/4th place: $125

海外大会に参加することのメリットとデメリット

これまでは海外の帯会について軽く紹介しましたが、賞金以外に海外大会に参加するメリット、そしてこういうところが参加してて辛かったなどのデメリットはどのようなところにあるのかについて話そうと思います。

メリット

▶︎海外のプレイヤーと交流することができる

海外の大会に参加するので必然的に海外プレイヤーと交流する機会が生まれます。

また、同時に大会に参加するプレイヤーの話や様子などを知ることができるので日本の大会では決して知り合えない海外プレイヤーと交流の輪を持つことが出来ます。
日本では一般的ではないBest of 3ルール(※2)について多くのことを海外プレイヤーから学ぶことが出来ると思います。

※2 Best of 3ルールとは日本で言われるマッチ戦、2本先取制のこと。

▶︎海外のメタゲーム、アイディアを知ることができる

海外の大会に参加することで多くの海外プレイヤーと対戦することができます。前述したNBMでは1000人以上のプレイヤーが参加していることから様々な国のプレイヤーと対戦することができるでしょう。私は実際にアメリカ、イタリア、ドイツなどのプレイヤーと対戦することができました。

そのように様々な国のプレイヤーと対戦することで相手の構築の構成や考え方などを知ることができるため、その対戦自体が自分自身にプラスになりえます。また、日本と違って奇抜な構築も少なくなく、対戦していてそのまま自分の構築に生かすことの出来るアイディアなども手に入れることができるでしょう。

▶︎有名なプレイヤーと対戦することができる

賞金付きの大会であるということで海外の有名なプレイヤーも多く参加しています。世界大会で上位の成績を残したプレイヤーやWCSの放送に映っていたあの選手と対戦!ということになるかもしれません。実際に私はWCSの現地で対戦したプレイヤーや交流したプレイヤーとNBIで当たってしまいました。

有名プレイヤーに勝つことが出来れば名声を高めることも出来るかもしれません!

デメリット

▶︎英語によるコミュニケーションが必要

多くの人が海外の大会に参加することについて敷居の高さを感じる原因はこの英語でコミュニケーションを取らなくてはいけないということでしょう。ただ、英語を使用する必要があるというのは一応デメリットとして挙げてさせていただきましたが、私自身最初は戸惑ったものの、そこまで苦しむものではありませんでした。

ある程度読むこと、考えを伝えることはGoogle翻訳などの翻訳機を使うことができますし、もし何か分からないことがあれば分からないことを伝えれば相手が分かりやすい英語で言ってくれる場合が多いのでそこまでこの問題に悩まされませんでしたね。

▶︎時差の存在

私が海外の大会に参加することの最大のデメリットとして時差の存在があります。これは対戦相手の国によりますがアメリカであれば丸半日近くの時差があるため、時間を合わせるときにいずれかのプレイヤーが苦しい思いをします。

1週間に1戦を行うNBMでは対戦相手と相談して対戦する時間を決めることができるため、週末などであれば社会人であっても対戦できると思います。私も学生で平日は学校に行く必要がありましたが、週末に対戦することができたのでその時は時差に苦しむことはあまりなかったように感じます。

しかし、私が時差で一番苦しんだのがNBIの時です。NBIでは1週間に1戦のペースで消化せずに全てのプレイヤーの対戦を合わせて、1日で消化しきるためにアメリカの時間に合わせて対戦をしなければいけませんでした。まだ夏休み期間中であったので一応参加自体はできましたが、私は明け方4時から9時にかけて対戦し続ける必要があり、非常に辛かったです。

さいごに

海外の大会に参加することは結構敷居が高く感じることでしょう。

しかし、大会に参加して海外のプレイヤーと交流することや賞金を手に入れることなどは戦略、技術、構築など多くの場面でプラスとなる部分が多いです。これらは日本のオフ会に参加することと似ていますが、あなたがもしポケモンを強くなりたいと思うのであれば是非トライするべきだとオススメしておきます。

この記事は、地紋さんに書いて頂きました。
記事の記事のアイディア(書いて欲しいポケモン、構築のなど)・質問があればリプライをこちらまでお願いします。

地紋さんの記事はこちらのリンク先でまとめました


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