地球投げ特殊メガガルーラ育成論 概要
特性:親子愛
技:冷凍ビーム/シャドーボール/地球投げ/身代わり
性格:臆病
もちもの:メガ石
努力値:HP:196/防御:4/特攻:52/特防:4/素早:252
実数値:205-X-121-87-121-167
▶︎HP-特防:無振りスイクンの熱湯を身代わりが確定耐え(20.4%~24.8%)
特性:親子愛+「地球投げ」により、毎ターン100の固定ダメージをいれることのできるポケモンです。
強みは、奇襲性の高さです。
メガガルーラ=物理というイメージから、物理受け(ヤドラン・クレセリア・スイクン)をほいほいします。
身代わりで、ゴツメ持ちの攻撃を耐えつつ シャドーボール・地球投げで強引に突破します。
毎ターン100の固定ダメージを入れれるため、HP200以下のポケモンは受けが成り立ちません。
また、ステルスロックを入れることで クレセリアすら突破できます。
ただ、地球投げは接触技なのでHPがゴリゴリ削れますが・・・。
レートに40戦ほど潜って運用してみた感想は、CSベースよりもHSベースの方が使用感が良いです。
理由としては、メガガルーラの素の火力が低いため 火力よりも 追加効果(氷・特防ダウン)、相手の交代先に「地球投げ」を入れ奇襲が強みです。
投げガルーラ絶対選出で40戦ほど潜りましたが、レート1800の壁を越えることができませんでした。
理由としては、ゲンガー・メガガルーラが重すぎました。
この2体には手も足もでないため、あっさりPTを壊滅されることが多かったです。
地球投げのヤバい ポイントを列挙
物理型に比べて突破できないポケモンが増える印象があるものの、奇襲性が非常に高い。
メガガルーラ=物理型のイメージが強いからこそ、強みが発揮出来るポケモンです。
型がバレると、弱い。
HP200以下は受けが成り立たない
グライオン・ハッサム・ヒードラン・ライコウなど、ゴーストタイプ以外は「地球投げ」をプッパしましょう。
固定ダメージ100毎ターン入るため確2範囲のポケモンは、回復技での受けが間に合わない。
特性:天然のヌオー・ピクシーはステロ込みで地球投げ2発です。
特性:マジガのピクシーは,HP252振りで実数値202のため 諦めましょう。
サイクル重視の構築に強い
毎ターン100固定ダメージの強さは、サイクルを意識した構築と戦うときに強さを発揮します。
メガガルーラを初手に出せば、相手はゴツメ持ちのほぼ100%交代してきます。
その際、交代先に地球投げで負荷をかけることができるのが強みです。
メガガルーラはゴツメで疲弊しますが、サイクル重視の構築は1体落とすことでPTを半壊したも同然です。
サイクル重視の構築には、勝率は非常に高かったです。
威嚇・鬼火に強い
メガガルーラを誤魔化ために、やってくる威嚇持ち(ギャラドス・メガクチート・霊獣ランドロス・ボーマンダ)・鬼火撒き(ロトムなど)には対面有利です。
例えば、攻撃特化メガクチートのじゃれつくのダメージ量は、70.2%~83.4%と余裕でたえることができます。
身代わりする体力が残るかは、運によりますが 突破率は非常に高かったです。
鬼火・威嚇を入れられても、機能停止しないのも魅力の一つ。
特に、威嚇持ちのポケモンにしてきた際に、地球投げが入れば大きなアドバンテージになりますね。
物理受け・ゴツメポケモンに強い
ヤドラン・クレセリア・カバルドンなどのゴツメ持ちのポケモンは、メガガルーラの特殊技のカモです。
低火力物理受け(ヤドラン・クレセリア・スイクン)の攻撃は、みがわりを残して耐えることができる上、シャドーボールの餌食に。
相手の選出画面にいる場合は、ほぼ100%選出してきますので 交代読み「身代わり」が決まる機会が多かったです。
一方、ヤドラン・クレセリア・カバルドンなどのゴツメ持ちのポケモンは地球投げで確2にできないので、特殊技の追加効果で突破できることが多かったです。
また、身代わりを残した状態で次のポケモンと対面できると、S100族未満のポケモンに地球投げを2回決めれます。
一番多い勝ち筋は、ゴツメ持ちを身代わりを残して突破した後、次にやってきたポケモンに地球投げ2連で2体突破するパターンでした。
氷4倍弱点持ちに強い
ガブリアス・メガボーマンダ・霊獣ランドロスなどは、投げガルーラの有利なポケモンです。
A252振りガブリアスの鉢巻逆鱗も74.6%~88.2%
攻撃特化霊獣ランドロスの馬鹿力も79%~93.6%
と余裕で耐えれるため、冷凍ビームで確殺できます。
投げガルーラの弱点
投げガルーラは対面性能が低いので、選出する or 選出しないの判断が勝利のキモになるポケモンです。
相手が、交代してくれる・補助技を使ってくれる場合はアドバンテージになりますが、殴られるとあっさり死ぬポケモンだなぁと印象を受けました。
対面構築に弱い
火力が非常に低いので、対面構築に弱いです。
メガガルーラ、ゲンガー、バシャーモ、ウルガモス、カイリュー、ギルガルドなど対面性能が高いポケモンにはポックリと倒されてしまいます。
メガガルーラにグロパンを積まれる、ギルガルドの弱点保険発動からの無双、ウルガモスに蝶舞+ギガドレインでオモチャにされる など悪夢をたくさん見ました。
一番辛いのが、メガガルーラです。
投げガルーラからの有効打がないため、勝率が低い。
レート上位のPTでの採用率はダントツで高く、勝率が安定しませんでした。
(参考;ポケモンの価値はKPで決まる〜レート帯・グロリア・九尾杯を見てみよう、他:週刊ポケモン12号)
積み構築に弱い
投げガルーラと型ばれしてから、電磁波を撒かれ、後続の積みエースに勝ち筋を作られることが多いです。
特に苦手なのが「オボン持ち化身ボルトロス」。
地球投げを3回でないと、倒せなくたってしまうため 電磁波+αの仕事を許してしまいます。
また、S100より高いアタッカーが辛い(上から殴られると弱い)ため、メガリザードンX,カイリュー,ファイアローなどの積み技持ちには基本勝てません。
1番の天敵はゴツメナットレイ
ナットレイは、地球投げ×2回で倒せるのですが ゴツメ+鉄の棘で相打ちにされてしまいます。
最近ゴツメナットレイが増えてきているため、投げガルーラに炎技が欲しい機会が多かったです。
相性のいいポケモン
ボルトロス(化身)
メガガルーラを起点にしようと電磁波を打たれる機会が多いので、電磁波受け+積みエースを電磁波で止める役割です。
電磁波・威張ると投げガルーラの身代わりと相性がよく、相性のいい並びです。
(参考:おくびょう化身ボルトロスで、電磁波+いばるの育成論【ORAS】)
クレセリア
投げガルーラは、ゴツメ持ちの物理受けを「地球投げ」で強引に突破するのが強みです。
そのため、HPが疲弊しやすいです。
月光乱舞持ちのクレセリアと一緒に採用することで、勝ちを演出してくれます。
スカーフガブリアス
ガブリアスが呼ぶ、クレセリア・メガボーマンダに対して投げガルーラが強く、投げガルーラが相手を削ったところでスカーフガブリアスで一貫性を作れました。
ガルガブという有名な並びのため、メガガルーラが物理型という先入観を与えやすく メガガルーラがゴツメ持ちを釣りやすかったです。
(参考:スカーフガブリアス調整・育成論【ORAS】)
まとめ
厳選難易度が高いため、投げガルーラ作るのを迷う人向けに書きました。
メガガルーラ・メガゲンガーが多い環境では、いまいちな活躍ぶりでした。
一方、耐久ポケモンには無類の強さを発揮できましたので、構築次第ではまだまだ活躍できるのでは?と感じます。