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九尾杯のKP上位を意識したスカーフワルビアル育成論

      2015/07/07

はじめに

先日行われた某大会にて、KP上位パーティがあまりに被りすぎていることをご存知の方も多いのではないでしょうか。
これがORASにおける結論パ、との声もツイッターにて見かけられました。

さて、まだ知らない方もいらっしゃるとは思いますので、例のKP上位パーティを並びだけ書いていきます。
(技構成や調整などはそれぞれ異なります)

・ボルトロス
・スイクン
・ガブリアス
・ガルーラ
・ゲンガー
・バシャーモ

またこの並びで結果を出されているトレーナーの方々もいらっしゃることから、
『ボルトスイクンガブガルゲンバシャ』は今後レートでも増えるであろうと思われます。
……元々多い? まぁ確かに。

では果たして、これが本当にORAS結論パーティなのか?

 否、断じて否。

結論パとは、すべてのパーティに対応できるパーティ。
すなわち、ボルトスイクンガブガルゲンバシャで対応しづらいポケモンを1匹挙げることで、これが結論パであるという意見は崩壊します。
(1匹ですべてを見る、という意味ではありません。1匹で大きな負担になれれば良いということです)

前置きが長くなりました。
育成論を始めます。

育成論概要

ワルビアル

性格

いじっぱり

特性

いかく

持ち物

こだわりスカーフ

努力値

H52 A252 S204 (スカーフを持つことでメガライボルト抜き)

じしん/はたきおとす/いわなだれ/けたぐり
他の候補として、ストーンエッジ、ばかぢから、ほのおのキバも考えられます)

はい、スカーフワルビアルです。
威嚇のおかげでガブリアス・ガルーラ・バシャーモを弱体化させるだけでなく、ボルトロスの攻撃技も電気無効・めざ氷を2倍に抑えるため比較的後出しも安定。

ゲンガーに対しても、上から一致叩き落とすを打ち込むことができます。

問題はスイクンですが、先発で鉢合わせたときは何もできずに引っ込めることになるので、裏にスイクンに強いポケモンを用意しなければなりません。
ただしスイクン側からの後出しには、高威力の叩き落とすを浴びせることができ、決して安くない損害を与えることができます。

たとえばゴツメスイクンに叩き落とすを当てれば後ろの物理エースが動きやすくなるでしょう。

運用方法

基本は先発か死に出し。ただし電気タイプに対しては後出しも可能です。めざ氷も2倍止まりですからね。

相手の先発に威嚇を入れたら、通りのよい地面/悪の一致技で攻めるもヨシ。
ゴツメ持ちに引っ込めて、威嚇+ゴツメで楽々受けつつスカーフワルビアルの圏内に入れるもヨシ。
思考停止で叩き落とすを選択し、相手を弱体化して後続の積む隙を作るもヨシ。

最後まで残していれば、もちろんスカーフによる全抜きも狙えますね。

さて、ランドロスでも同じようなことができますので、差別点を列挙していきます。

ワルビアルとランドロスの違い

▶︎ワルビアルの長所
・氷2倍(対ボルトのめざ氷、対メガバンギの冷Pなどで差が出る)
・はたきおとすのダメージ(対ゲンガー、その他のポケモンでも差が出る)

特に氷2倍なのは嬉しいです。サブウェポンとしての搭載率が高く、ランドロスではこれが致命傷となりかねません。

そして地面と相性の良い一致はたきおとす。
前述の通り追加効果のおかげで一貫性が高く、メイン火力のついでに弱体化も狙える優秀なウェポンとなります。

▶︎ランドロスの長所
・格闘半減、地面無効(対バシャーモ、ルカリオ、ガブリアスなどで差が出る)
・とんぼがえりを覚える(ゴツメ持ちに交代するときの安定技)
・はたき以外の技の火力はランドロスが上。
・耐久もランドロスのほうが高い。

ワルビアルはバシャーモに対し、威嚇を撒いてゴツメ持ちに引くことしかできません。
しかしランドロスなら、めざ氷でも撃たれない限り打ち勝つことができます。

とんぼがえりもスカーフや威嚇と相性の良い技ですね。

どちらが強い、とは言えません。

ワルビアルにはワルビアルの、ランドロスにはランドロスの良さがあります。

どちらも物理環境には同じぐらい強く出られるポケモンと言えるでしょうし、パーティに合わせてこの2匹を選択していただければと思います。

メインウェポンのダメージ計算

じしん

B4振りガブリアス→49.7%〜59% 乱数2発 (98.4%)
H4振りメガガルーラ→48%〜56.9% 乱数2発 (90.6%)
HB特化スイクン→28%〜33.3% 乱数3発 (0.02%)

対ガブリアスはスカーフげきりん以外ならほぼ打ち勝てるでしょう。
スカーフガブリアスからの被ダメージは、
A1↓意地っ張りげきりん→51.4%〜61% 確定2発。
A1↓意地っ張りじしん→42.9%〜50.8% 乱数2発 (2.7%)

ついでに鉢巻ガブリアスの場合、
A1↓意地っ張り鉢巻げきりん→76.2%〜90.3% 確定2発
上からじしん2発で打ち勝てそうですね。

メガガルーラは耐久調整や猫捨て身があるので、1発殴って様子を見てから、勝てそうになければゴツメ持ちを出すのもいいですし、いきなりゴツメ持ちを出すのももちろんアリです。
A1↓意地っ張りすてみタックル→合計73.9%〜88.6% 確定2発
A1↓意地っ張りねこだまし→合計25.4%〜30.5% 捨て身と合わせて確定落ち。

対スイクンは対面からでは倒せません。対策ポケモンに任せましょう。

はたきおとす(威力は地震より3低いだけ)

H4振りボルトロス→72.2%〜85.8% 確定2発
HB特化ボルトロス→40.8%〜48.3% 確定3発
B4振りメガゲンガー→99.2%〜120% 乱数1発 (93.8%)
H極振りメガゲンガー→80.2%〜97% 確定2発

ボルトロスがきあいだまを持っていると勝てないので、できればストーンエッジを撃ちたいところ。
ただしPGLでのきあいだま搭載率は21.8%で、このうち3割が外れるとすると、きあいだまを当ててくるボルトロスは15.26%しかいません。
事故として済ませてしまうのも手かもしれませんね。

ちなみにめざ氷のダメージは、
C特化いのちのたま持ち→66.1%〜77.9% 確定2発
C特化持ち物無し→50.8%〜59.8% 確定2発
C無振り持ち物無し→41.8%〜49.7% 確定3発

対ゲンガーについては、襷きあいだまだと返り討ちに遭います。この点はランドロスのほうが優秀ですね。
ただしCSメガゲンガーの場合、ランドロスでは火力が足りず、ワルビアルの叩き落とすでなければなりません。
HSメガゲンガーですと、ワルビアルでも厳しくなります。ピンポイント気味ですが、かみくだくの採用も考えられますね(かみくだくなら確定1発)。

サブウェポンのダメージ計算

岩技(いわなだれ/ストーンエッジ)
リザードン・ガモス・アローなどの4倍勢に撃ちます。

いわなだれは、がんせきふうじほどではありませんが命中が安定します。
当然HBファイアローにも確1が取れるだけの火力もあり、ひるみの効果はスカーフとの相性もバツグン。

エッジならボルトロスのような低耐久2倍勢にも確1が取れます。エッジ以外なら叩き落とすでも確定数が変わらないので、弱体化も狙える叩き落とすを撃ちたいところ。

いわなだれ

H極振りファイアロー→125.4%〜149.1% 確定1発
B4振りメガリザードンX→52.2%〜62.7% 確定2発

ストーンエッジ

H4振りボルトロス→100.6%〜118.7% 確定1発

格闘技(ばかぢから/けたぐり)

ガルーラや、タイプ変更前のゲッコウガに対するウェポンです。

対ガルーラでは、どちらの格闘技でも確1が取れません。
そのため、Bダウンの無いけたぐりが望ましいです。
猫騙しされない・威嚇込みという条件付きなら、すてみタックルを1発耐え、けたぐり2発で突破が可能です。

一見、条件の都合が良すぎると思われるかもしれませんが、選出画面でゴツメ持ちを匂わせていると威嚇込みガルーラで猫騙しをしてくる相手はあまりいません。
仮に猫騙しをされたとしても、グロウパンチが無いと踏んでゴツメ持ちを繰り出しても遅くありません。
(もちろんいきなりゴツメ持ちを出す手段もあります)

逆にゲッコウガに対しては馬鹿力でなければ確1が取れないので、こちらが良いでしょう。
襷ゲコは知らない……。こういうところでは、とんぼがえりが欲しくなりますね。

けたぐり(メガガルーラには100、ゲッコウガには60の威力)

H4振りメガガルーラ→64%〜76.2% 確定2発
H12振りゲッコウガ→65.7%〜77.8% 確定2発

ばかぢから

H4振りメガガルーラ→77.3%〜91.7% 確定2発
H12振りゲッコウガ→128.8%〜153% 確定1発

最後に

私自身、悪統一ではありますがこのワルビアルを使用し、ガルガブを用いた対面構築に負けたことは(あまり)ありません。
突然の吹雪メガガルーラはやめてください(笑)

ワルビアル単体でも活躍できますし、それでも十分なのですが、裏のゴツメ持ちと合わせることで真価を発揮します。
『火力インフレでゴツメ耐久じゃ意味がない』
ならば威嚇で火力を下げてあげれば良いのです。

ランドロスと違い厳選が簡単なので、騙されたと思って使ってみてください。
意外と強いですから、この子。

レンカイさんの記事一覧はこちら

この記事は、レンカイさんに書いていただきました。

 - 流行ポケモン, 育成論 ,

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