じわれ搭載チョッキマンムー育成論 概要
化身ボルトロスが環境に増えすぎて、頭を悩ませるプレイヤーに朗報です。
マンムーにとつげきチョッキを持たせるだけで、電気ポケモンを後出しで狩れる優秀な子に変身します。
また、余った技スペに'じわれ'を搭載することで耐久ポケの特殊攻撃を耐えつつ 一撃必殺で葬り去れます。
特に、グライオン+αに強いため 受けルーパーを絶望させる強さを獲得しました。
それでは、詳細の育成論の解説に移りましょう。
特徴
▶︎種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | |
マンムー | 110 | 130 | 80 | 70 | 60 | 80 |
HP・攻撃の種族値の高さが目立ちます。
HPが高いため、チョッキ+特防252振りで驚異の硬さになります。
一方、弱点のタイプが多いのがネック。
▶︎タイプ
こおり/じめんです。タイプ相性は以下の通り。
ばつぐん(4倍) -
ばつぐん(2倍) ほのお/みず/くさ/かくとう/はがね
いまひとつ(1/2) どく
いまひとつ(1/4) -
こうかなし でんき
特性
あついしぼう
※『ほのお』『こおり』タイプの技を受けた時、ダメージが半減する。
電気タイプのサブウェポンに強くなれ、マンムーの強みを底上げする。
技
つららばり / こおりのつぶて / じしん / じわれ
▶︎つららばり
威力:25(37)*2~5の氷タイプの連続技。
受けループとの対面を想定し、グライオンのみがわりを破壊できる つららばりが確定技。
▶︎こおりのつぶて
威力40(60)の氷タイプの先制技。
削れたガブリアス・霊獣ランドロスを倒してくれる優秀な先制技。
▶︎じしん
威力100(150)、地面タイプのマンムーの主力技。
▶︎じわれ
命中30固定の一撃技。
居座るポケモン(ポリゴン2、メガヤドラン、ピクシーなど)にお仕置きをする。
ちなみに、試行回数と命中の関係は以下の通りです。
1回で当たる:30%
2回で当たる:51%
3回で当たる:65.7%
・・・・
N回で当たる:[1-(0.7)^N ]×100
性格
いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
もちもの
とつげきチョッキ
※とつげきチョッキの効果は、とくぼうが1.5倍になるかわりに、変化技がだせなくなる。
技の範囲が広く・素の耐久力がそこそこあるポケモンと相性がいいです。
アタッカーに持たせることで耐久力をあげたるために使うのがオススメ。
努力値
努力値:HP:44 /攻撃:204 /防御:4 /特防:252 /素早:4
実数値:191-193-101×-112-101
チョッキマンムーの流行
コンセプトである、とつげきチョッキ・じわれを推移をみることで 流行を肌で感じましょう。
▶︎シーズン8
とつげきチョッキ:2.6%
じわれ:ランク外
▶︎シーズン9
とつげきチョッキ:7.4%
じわれ:ランク外
▶︎シーズン10
とつげきチョッキ:18.3%
じわれ:7.7%
シーズンを追うごとに採用率が増え、シーズン10にて大流行といったところ。
シーズン10で、霊獣ランドロス・ガブリアスなどの役割対象が増えたことに加え
化身ボルトロス・サンダー・メガゲンガーなどとの対面を意識して特殊にも強いチョッキが人気が出ました。
特に、きあいだま持ちのポケモン(ボルトロス(化身・霊獣)、メガサーナイト、メガゲンガー、サザンドラ)が全体的に増えたため、チョッキを持たせることで総合的に活躍しやすくなる利点に注目され採用率が急増。
特防面では、こだわり眼鏡持ちサザンドラのきあいだまも耐えることができるくらい硬くなる。
地割れ持ちが増えたのは、チョッキを持つことで特殊ポケモンに強くなり、メガヤドランなども狙えるということで 一撃技のじわれを採用した個体が増えました。
タイマン性能の高さばかりが注目されるマンムーが技スペを1つ消費して攻撃範囲を犠牲にするものの、メガガルーラ・メガボーマンダなどの高火力ポケを意識した 超高耐久ポケを意識する場合 地割れが安定します。
地割れを他の技に変えたほうがいいのでは?という心配の声も聞こえてきますが、交代を前提とする受けループに対しては 試行回数も稼ぎやすく地割れを打つ機会も多いです。
チョッキマンムーの硬さを感じよう!
チョッキを持つことで、ポリゴン2などの耐久ポケモンを地割れで強引に突破したり、化身ボルトロスのくさむすびを耐えることが可能になる。
水ポケモンの攻撃を耐えて、カウンター地割れで葬り去った時の快感は中毒!
耐久面の目安なら、
物理面:火力アップアイテムありの等倍ダメならギリ耐える
特殊面:一致2倍弱点(火力アップアイテムなし)なら耐えれる
といったところ。
VS サザンドラ
特攻特化サザンドラ 眼鏡きあいだまが82.7%~97.3%のダメージ量。
これくらい耐えれるなら、不一致抜群ならなんでも耐えるライン。
一方、火力に目を向けるとHP4振りサザンドラに対して
▶︎つららばり
29.7%~36.9% 1発あたり
▶︎こおりのつぶて
47.6%~57.1%
サザンドラの攻撃を耐えつつ、つららばり+こおりのつぶてで反撃できる。
VS 化身ボルトロス
※補正なしC252振り 命の珠持ち化身ボルトロスを想定
▶︎きあいだま、くさむすび
65.4%~77.4%
▶︎めざ氷
8.3%~9.9%
めざ氷、でんき技の交代読みでなら チョッキマンムーをガンガン繰り出せます。
一方、マンムーの火力に目を向けると
無振り化身ボルトを想定すると、
▶︎つららばり
40.2%~48% 1発あたり
▶︎こおりのつぶて
63.6%~75.3%
タイマンなら、つららばりで倒すことができますね。
VS ガブリアス
鉢巻ガブリアスの逆鱗は高乱数で耐えれないですが、基本的には1耐えします。
▶︎補正なしA252振り 逆鱗
64.3%~75.9%
▶︎補正ありA252振り 逆鱗
70.6%~83.2%
▶︎補正なしA252振り 鉢巻逆鱗
95.8%~113% 乱数1発 (75%)
また、火力面に目を向ける、B4振りガブリアスを想定します。
▶︎つららばり
54.6%~65.5% 1発あたり
▶︎こおりのつぶて
85.2%~100.5% 乱数1発 (6.3%)
非常によい火力がでますが、つぶては超低乱数なのが辛い。
VS ゴツメジャローダ
HS252振りジャローダを想定します。
▶︎つららばり
27.4%~32.9% 1発あたり
▶︎こおりのつぶて
42.8%~50.5%
一方、ジャローダの火力をみてみましょう。
▶︎補正なしC4振りリーフストーム
43.9%~53.4%
▶︎補正なしC252振りリーフストーム
59.6%~70.1%
対面からなら、1耐えできる耐久力があります。
この耐久力ならつららばり+こおりのつぶてで突破できるでしょう。
VS メガヤドラン
C4振りメガヤドランの熱湯のダメージ量は、43.9%~51.3%乱数2発 (6.3%)です。
よって、対面でもマンムーが3回じわれを打つチャンスがあります。
VS ポリゴン2
D>Bなので特製ダウンロードのポリゴン2に対しても有利なため、ポリゴン2全般に仕事がしやすい。
例えば、特攻特化ポリゴン2のトライアタックのダメージ量は25.1%~29.8%の確定4発。
その間にじわれをぶち込むことができるでしょう。
相性のいいポケモン
化身ボルトロス、サンダーなどのでんき全般に強い。
でんきタイプで止まりやすい、メガボーマンダ・ファイアローなどの相方として優秀。
まとめ
チョッキを持たせることで、きあいだま・くさむすび持ちにもタイマンで勝てるようになります。
もともと有利であるヒートロトム・メガライボルトなどにも居座りがききやすくなるのも魅力です。
タスキ持ちマンムーだと HPが削れている状態だと使い勝手が目立ちますが、チョッキだと後出し性能が高いため でんきキラーとして磨きがかかりました。